往く夏



 先ごろ相互リンクさせていただいた「大無節操大物語」の絵師、たんくろーさん言うところの『リリカル』路線(恥ずかし…)リンクしている「A4」のお絵描き掲示板に投稿したものです。
「GENELABO」さんへお送りした18禁早乙女ミチルを描き上げた反動がモロにでて、3000HITトップ画同様にリリカル仕上げになってます。何事もそうですが、バランス感覚を失うのは危険なわけで、18禁的視点でしか少女を見ることが出来なくなったら恐らくるーちぇは再び描くことを止めてしまうでしょう。

 るーちぇの根っこの部分には、少女に対する素朴で頑固なまでの憧憬が存在します。18禁画を描くときは下半身で描いているんですが(笑)、こちらの路線は胸のあたりで描いているようです。なんというか、描いているときに活性化している脳の部位が全然違うんですね。

 一児の父である今でも街角ですれ違う少女たちの風情(Mt.Duckさんがかって「曖昧さ」と表現されました。けだし名言)には心奪われます。配偶者と付き合いだした際に、「私は少女が好きなので、いつ何時でも少女を眺めてうっとりするけれども、その点は譲れないので理解して欲しい」と同意を取り付けた上で(笑)交際、結婚したほどですから。

 アニメで言えば「アキハバラ電脳組」のOPや「あずまんが大王」のEDを見るだけで(比喩でなく実際に)泣いているので、「お父さん、また泣いてる〜」と家族に笑われています。前者では少女の持つしなやかさ、強さに、後者では永遠のように見えながら時が流れれば、いつか必ず終わってしまうであろう移ろいやすい少女の時、思春期特有の『祭りの時間』に思いを馳せて。いずれにしてもオトコの勝手な思い入れに過ぎませんが。

 るーちぇが版権物で描くアダルト物と、本来の絵柄であるリリカル路線は今のところ平行線で交わっていません。どうやら、るーちぇが目指す世界はこの2つの線の接点のようです。この先どうなっていくんでしょう… 


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